2019-03-19

Whatever will be, will be...

約5年前、別れを告げることなく、日本を出ました。
言うタイミングも逃してしまってね。
ごめんちゃい。

知ってる人は知ってるからいいかと思ってね。今は海外生活をしております。
テへっ。


あっという間、、、ほんとに色んな事があったこの5年。
だいぶ揉まれまして、自分でも自分のパーソナリティの変化を大きく感じています。
プラスにも、マイナスにもね。

これは昔からそうなんだけど、ほとんどの物事を0か100かでしか考えることができない性格なもんで、海外移住を決めた直後、音楽は0にすることを決め、海外行きは短期ではなく、永住権取得の100を目標にしました。おかげさまで、1年でそれは達成できました。

なので、今は音楽をやってません。娯楽で音楽をするという選択肢は僕にはないからです。

そんな時に中根大輔から連絡をもらい、今回の蝉時雨コンサートの話を聞いた時は、正直少し悩んだし、乗り気ではなかったよね。
だって、それは0でも100でもないから。

ただね、0か100かを頭で考えるよりも、体が先に動いたらそれを優先するのも僕。
”やる” って答えたね。理由なんてないんだけど、、






さて、僕がこんな久々にブログなんて書こうと思ったのはね、ちょっと特別な想いを今回感じたから。。

この話をもらって、僕は約4ヶ月ぐらい前から個人練習を始めました。
スティックを握るのは、そう、約5年ぶり。

まあ、感覚も体力も全てのことが、ボロボロでね。そりゃ僕は5年前の自分で止まってるからね、それを想定してスティック握ったら、泣きそうにもなるわな。

とにかく、1回2〜3時間の練習を昔の自分に近づけるように集中、集中。やるなら来てくれるみんなにも、何より自分らも満足に終わりたいからね。

でもね、うまくいかなかった。
わかったんですよ。

そりゃ、10年前の自分の音にはならないし、する必要もない。
今の自分を出せばいいし、体力が続かないならそれでいい。だってオッさんだもん。





そうそう、そんな事が書きたかったわけではなくて、そんな猛練習をしてる時に、思ったこと。。。

今まで、たった一本のコンサートに、こんなに集中して、練習して、 準備して、考えて、努力したことが、、

あっただろうか?

もし現役の時に一本一本こんだけ大切な想いでやっていたら、もっと別の景色が見えていたんじゃないだろうか?

今更何言ってんの?って感じなんだけど、正直あの頃流れ作業になっていた自分もいたわけで、ほんと今更だけど、そう感じた。

だからね、今、現役で活動できている人達には、それが当たり前な事、日常と流さないで、特別な事ができている幸せを感じながらやってほしいと、おじさんはそう感じました。


そんだけです。






なんだか、、、やっと、初めて、蝉時雨のメンバーになれた感じがした。
そんなライブだったな。



また、ね。